ルルド・ヌヴェール巡礼への旅・「ユスト高山右近の列福を祈る」巡礼に参加して

ルルド・ヌヴェール巡礼への旅に参加して
2月10日(金)前日の朝の御ミサの後、神父様より派遣の祝福を戴き、当日12時35分発のエールフランスでルルド・ヌヴェール巡礼の旅に出発致しました。
第一日目に聖ピオ10世地下大聖堂でのインターナショナルミサに参加しその荘厳さに感動致しました。色々な国の方々が集まり、クラシックのプロ歌手の方のソロ、聖歌隊の力強い歌声、バイオリンソロ、その中に吸い込まれてしまいました。ラテン語のミサ、歌、思わず私も大きな声で歌っていました。
その夜のろうそく行列、「あめのきさき」を♪アベアベアベマリア♪♪と歌いながら、生まれて初めての経験で幸せ以外に何も感じる事が出来ませんでした。大聖堂の前から下のロウソクの明かりの行列を見た時、ルルドは本当に天国に一番近い所と思いました。
次の日の朝の聖アンヌ教会での日本語プライベートミサでもフランスの方々がご一緒に御ミサに預かって下さり握手をしたりとても和やかな一時でした。
その後、いよいよ憧れていた沐浴に……水温12℃だそうですが、"今の健康を末永く私に下さいます様に"とアベマリアを一生懸命唱えていたからでしょうか夢中で余り冷たさは感じませんでした。とても良い経験と成りました。
2月13日、グロットでの日本語プライベートミサでは詩編先唱ソロをさせて戴きルルドでマリア様のお現れになった洞窟でこのような事をさせて戴ける事を神様に感謝し、今日の日を与えて下さったマリア様に深く深く感謝致しました。本当に嬉しかったです。マリア様本当に有難うございました。
2月15日には、いよいよヌヴェールの聖ベルナデッタにお目に掛かりにサンジルダール修道院にむかいました。パリのベルシー駅から列車に乗りヌヴェールに到着するまでバルト神父様、シスター菱田そして参加者全員で思う存分、分かち合いが出来ました。これもとても楽しい有意義な経験と成りました。
修道院内聖堂での日本語プライベートミサで又、詩編先唱をさせて戴き、ベルナデッタ様の眠って居られるお傍で歌える事の幸せを恐れ多いと思いながら嬉しさで感謝致しました。
2月16日、パリ・シャルルドゴール空港から関西空港までの11時間も通路を挟んで左の席にフランスの12歳の男の子と女の子が乗り合わせて一晩中フランス語に英語の単語を並べてお喋りをしてくるので退屈せずにアッという間に日本に着きました。此のまま1〜2ヶ月一緒ならばフランス語会話が出来るように成るだろうな?と思いながら"Good luck.Bye bye"と手を振ってお別れを惜しみました。
いろいろとお世話下さいましたスタッフの皆様本当に有難うございました。御蔭で感謝の多い楽しい巡礼旅行が出来ました。
神に感謝!
                                                                                        マリア・ユリアナ 堤 泰子


 ルルドの聖地巡礼とベルナデッタの生涯の地を訪れて、聖人の素直さ、純粋さ、そして、何よりも増して貧しくとも愛情いっぱいの家庭で育てられた事の大切さをつくづく感じさせられる旅となりました。
これからの日常生活に自身に少しでも生かせられる様にと願いながら…
最後になりましたが、お世話して頂いた方々に感謝致します。
神様の息吹がグループの皆様の上に。
                                                                                       マリア・テレジア 加藤厚子


  数年前、サンチャゴ・ポルト・ファティマの巡礼に参加申し込みはしたものの身体の不調による土壇場のキャンセルをしたことがありました。乳癌手術4年目、高血圧による不整脈が出始めました。いずれも薬物によるめまいでした。飛行乗車に不安を感じたためでした。
今回はルルド・ヌヴェールの念願が適ったことに感謝致します。10人が一つの心となり楽しく過ごしました。ルルドは本や写真スクリーンを通して知る範囲のものでした。行って良かった。はるかに想像を絶する広大なものでした。聖ピオ10世地下聖堂でのインターナショナルミサは感動極まるものでした。沐浴もできました。日本語でアベマリアを唱えながらの沐浴、心も身体も、特に心が癒されました。
ヌヴェールに行って一週間の巡礼でベルナデッタが聖母との出会い、祈り、信じる心は理解できるものの一生については、計り知れないことでした。ただただ感動の一言に過ぎなかった。苦難の中から信仰の喜びに満ちた生涯だったと思いました。
巡礼中お世話になりました修道院の方々、祈りの感動を与えて下さいました、バルト神父様、私達一人一人の心配りをしてくださいましたシスター菱田に感謝いたします。
                                                                                       吉田 眞澄


ルルド旅行記

みなさまには大変お世話になりました。

今回、「聖母御出現の日」をルルドで迎えるルルド巡礼と黙想の旅のツアーに参加させていただきました。
クリスチャンではない私が巡礼のツアーに参加するのは、場違いなのではないかと気になっていたのですが、神父様・シスター始め参加者の皆様にも暖かく迎え入れていただき、とても楽しく参加することができました。

御出現の日に地下大聖堂で行われたインターナショナルミサに参加して、国籍も人種も異なる方々がルルドの聖堂を数万人も埋めつくし、一心に祈りを捧げている姿を目の当たりにすると、胸にせまるものがありました。
これだけたくさんの方々が一つになって世界の平和と安寧をを願うならば、それが実現する日が遠からず訪れるのではないかと感じました。
皆様の祈りが神様に届きますようにと私も願わせていただきました。

インターナショナルミサは英語やフランス語で行われていたため、お話の内容など理解できない部分もあったのですが、今回の巡礼では、同行いただいた神父様による日本語の御ミサを体験することができました。
特にマリア様が御出現した場所であるグロットでの御ミサは、2月の屋外で行われたため少し寒くはあったのですが、張りつめた空気の中、参加された皆様が日本語で歌われた賛美歌が響きわたり、とても美しく印象深かったです。

御出現の日には数万人の方がルルドに滞在されていたとのことで、沐浴場所だけでなく、グロットにも行列ができており、かなり混みあっていたのですが、3日間じっくりルルドに滞在する日程を設定していただいていたので、翌日・翌々日と2回も沐浴を体験することができ、ホスピスや生家など聖ベルナデッタ様の足跡もしっかりとたどることができました。

私は、過敏性腸症候群や偏頭痛などで長年苦しんできました。今回出家した方(仏教徒)の方からキリスト教の聖地であるルルドをすすめていただいたのでした。

また東京方面からの参加だったのですが、飛行機の手配から滞在中の予定の調整などまで、松村様はじめスタッフの皆様に本当にすべてきめ細やかな対応をしていただき、帰国するまでとても安心して過ごすことができました。



ー ルルド巡礼センター −